大使館コラボイベント「コロンビアのコーヒーはなぜ世界で一番リッチなのか」

  • 日 時:2017年9月7日(木)15時~16時30分
  • 場所:イスパ二カ文化経済交流協会
  • スピーカー:サンティアゴ・バルド氏(コロンビアコーヒー生産者連合会東京事務局長)

9月7日(木)、イスパJPと各国大使館とのコラボイベントして「コロンビアのコーヒーはなぜ世界で一番リッチなのか」が開催されました。コロンビアのコーヒーがおいしい理由、品質を保つ努力、産地によって味わいが異なることなど、バルドさんが詳しく解説してくださいました。同時に、参加者20数名は淹れたてコーヒーの香りを楽しみ、五感で理解することができました。皆さん、コーヒーを淹れるお湯の温度は93℃ですよ!(コーヒーマネージャー直伝)。

コーヒーは日本の米と同じように、栽培される地域、標高、天候によって味がかわるのだそうです。コロンビアでは、収穫は豆の熱し方を確かめながらの手摘み、洗い方や乾燥も丁寧なプロセスを経ています。また、設立90年の歴史を持つコロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)は栽培技術の研究から豆の買い上げ、国際交渉まで、あらゆる面で重要な役割を担っていること、日本においてはUCC、キーコーヒー、缶コーヒーのジョージアなど身近なところでもコロンビアのコーヒーが使われていることを知りました。

セミナーで参加者の関心をひきつけたのが飲み比べ。コーヒーマネージャーのアレックス・アラウホ氏が入れてくれた南部の高地産のナリーリョと北東部のサンタンデールという2種の甘みや酸味の違いを味わいました。お湯で濡らすこと、そそぐお湯の適温は93℃なのだそうです。

コーヒーは日本とコロンビアをつなぐ要となっています。ファン・バルデス印のコロンビアコーヒーを飲むときは、緑豊かなコーヒー農園まで思いをはせてみましょう。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。