クエンカ留学参加者の感想(2019年春)
大学1年生 男性
スペイン語の授業について
質問に対しての先生の返答が丁寧で、初学者の自分としてはとても助かりました。多くの時間で日本人だらけのクラスでしたが、不満は特にありませんでした。他国から来ている留学生との会話を通じて、各国の生活様式など、それぞれ大きく特徴やしきたりが異なっていることを知り興味深かったです。実際にスペイン語クラスに参加し、リスニング力不足を痛感しました。先生の発言も、要所の単語をなんとか聞き取ってなんとなく理解する、ということが多かったと思います。
体験アクティビティについて
初日の街のお散歩が印象に残っています。クエンカのきれいで、落ち着いた街並みを散策できてとても良かったです。
ホームステイ先 について
スペイン料理はおいしい、とかねてから聞いてはいたのですが、本当にその通りでした。日本人の食習慣も考慮してくれているようで、朝ごはんも用意してくれていました。本当に食で困ったことは一度もありませんでした。ステイ先家族とのコミュニケーションもとれていたと思います。わからないところはわかるまで質問し続けて、なんとかコミュニケーションをとっていました。最終日にアトーチャ駅から空港まで地下鉄と鉄道を利用して移動することになっていたのですが、ホストファミリーに乗り換えの方法を教えてもらい、無事空港にたどり着くことができました。
家族構成は、ホストマザー1人とペット1匹でした。1対1だったこともあり、丁寧に面倒を見てくれましたし、僕もリラックスして過ごせたのでとても良かったです。
困った点はひとつもありませんでした。コンセントが少ないなぁ、と思っていたら蛸足まで貸してくれました。
プログラム全体の感想
1週間という短い期間ではありましたが、多くの刺激を受けることができました。同年代の学生と交流する中で、スペイン語学習へのモチベーションも高まりましたし、とてもいい経験ができたと思います。ありがとうございました。
大学3年生 女性
スペイン語の授業について
クラスのレベルは3つあったうちの真ん中のレベルでしたが、少人数なのできちんと生徒ひとりひとりと向き合って授業を進めて下さり、分かりやすかったです。
クラスのメンバーは、日本の大学が春休み中であったこともあり、一番多かったのは日本人でした。しかし、アメリカやドイツ、モロッコからのクラスメイトもいて大変刺激的でした。特にモロッコ人と話すのは初めてだったので、今まであまり知る機会がなかったモロッコのことも知ることができ面白かったです。
授業で印象的だったことは、辞書を使わないというやり方です。授業中にわからない単語があった時、辞書で調べようとしていると、「辞書で調べるのではなくて今私に質問して。」と言われ、先生が単語の意味をスペイン語でわかりやすく説明してくれました。スペイン語の単語をスペイン語で理解するという大変効率的なやり方で勉強になりました。
体験アクティビティについて
クエンカの旧市街を散歩したことが一番印象に残っています。一回目のアクティビティだったこともあり、クエンカの街を眺めながら散歩したのはとても心に残っています。
ホームステイ先について
スペイン料理を沢山作ってくれました。特にアルボンディガスや生ハムはとても美味しかったです。朝ごはんのカフェ・コン・レチェとマグダレーナスや各食事の時間帯など、スペインのリアルな文化を味わえたのはいい思い出です。また、ファミリーとバレンシアに行った際には、オルチャタやバレンシアオレンジを味あわせてくれました。
学校へは毎朝ファミリーが車で送ってくれたのですが、その車中や食事の時間などに会話をするのが楽しかったです。ゆっくりとわかりやすい発音で話しかけてくれるのでコミュニケーションの問題はあまりなく過ごすことができました。
プログラム全体の感想
生のスペイン語に触れ、生のスペインの文化を感じ、とても刺激的な毎日を過ごすことができました。外国語を学ぶ上で、実践的なコミュニケーションが如何に大切で効果的であるか、また自分が「外国人」になるということの意味を肌で感じることができた、そんな2週間でした。クラスには色々な国から来た学生がいたので、スペイン語以外にも英語を使ってコミュニケーションをしたり、各国の文化について話し合ったりして異文化交流を楽しむことが出来ました。クエンカでの日々は確実に私の大学生活においてかけがえのものになりました。日本では体験できない、実際にスペインに行かないと体験できないことが体験できて、とても満足しています。また、留学前のサポートをしてくださったイスパJPのスタッフの方々、現地でサポートをしてくださったTSEのスタッフの方々のお陰で安心して準備をすすめ、現地での生活を送ることができました。ありがとうございました。