本年度第4回東京ガイドプログラム、「新吉原界隈ツアー」実施報告
9月6日(土)、NPOイスパJP主催のプログラム「東京をスペイン語で案内する」の第4回目として、大河ドラマ「べらぼう」の舞台である「新吉原界隈ツアー」を実施しました。当日は、台風一過、晴天に恵まれ、猛暑の中ではありましたが、17名の参加がありました。おおよそのコースは下記の通りです。
日比谷線三ノ輪駅3番出口→浄閑寺(投込寺、新吉原総霊塔、若紫の墓、小夜衣供養地蔵尊、樋口一葉碑、永井荷風碑等)→山谷掘→あしたのジョー像→桜肉鍋中江→天ぷら伊勢谷→吉原大門交差点→見返り柳→衣文坂→五十間道→吉原大門跡地→お歯黒どぶの跡地→吉原公園(大見世大文字楼跡地)→江戸新吉原耕書堂→角海老楼跡地→稲本楼跡地→吉原神社(逢初桜)→吉原弁財天(吉原観音像、玉垣)→鷲神社(おおとり)→長国寺(浅草酉の市)→樋口一葉記念館→日比谷線三ノ輪駅解散
江戸幕府が、1617年に日本橋に吉原遊郭の開設を許可し、その後、1956年に現在の地に移転されました。1957年には売春防止法の施行によって、340年間存続した吉原遊郭の歴史の幕を閉じました。今は、ほとんど跡形もない状況ですが、参加者とともに往時の新吉原の跡地、関係する神社やお寺、小説「たけくらべ」の樋口一葉記念館などを巡りながら、往時の状況を想像しながら散策しました。 記:桜井
写真1~2 鷲神社(おおとり)での集合写真
写真3 浄閑寺(投込寺)での説明風景
写真4~5 一葉記念館と熱心に見学する参加者の皆さん
写真6 吉原神社