第10回テルトゥリア 「らしくない国ウルグアイ~南米のイメージを覆す」開催しました!
講師:田中径子さん(元駐ウルグアイ日本特命全権大使)
日時:2023年4月15日(土)18時~19時30分
場所: Glad Space(新宿区四谷3-8-1メゾンメトロビル6F) +オンライン視聴 + 見逃し配信(5月20日まで)

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4月15日(土)、小さな会場を借り、ウルグアイで特命全権大使を務められた田中径子さんを講師にお招きして、会場参加者15名とオンライン参加の約30名をつなぎ、ウルグアイのお話を伺いました。
田中径子講師が、パワーポイントの画像を共有し、硬軟織り交ぜ、ご自身の個人的エピソードなどもはさみ、ときには会場参加者に語りかけながら、テンポの良い講演をしてくださいました。

講演は、ウルグアイの基本情報に始まり、
・ 年中暑い、貧富の差が大きい、教育水準が低い、政変が多く政治家は腐敗している、インターネットはつながらない、日系人や色の浅黒い人が多い、食べ物は辛い…など、日本人が持つ南米のイメージと実際のウルグアイの間は大きくかけ離れていること
・ サッカーが強い! はイメージどおり
・ 政治経済における日本・ウルグアイ関係
・ 日本で一番有名なウルグアイ人、世界で一番貧しい大統領の異名を持つ、ホセ・ムヒカ元大統。
・ 現在のラ・カジェ・ポー政権
・ 音楽、文学、建築、絵画
・ ウルグアイ人の国民性
・ 観光スポット
・ 参考図書
など、「らしくない国、ウルグアイ~南米のイメージを覆す」のタイトル通り、ウルグアイの本当の姿を垣間見ることのできたテルトゥリアでした。時折の脱線トークでは、ホセ・ムヒカ元大統領と、日産自動車勤務時代専属広報を務めた、カルロス・ゴーン元社長の「人の心をつかむ巧みさ」や「改革」の斬新さなど共通点のお話もありとても興味深かったです。 質問コーナーでは、田中講師が民間企業出身の女性として初めて大使に任命された経緯、カーニバルでタンボールを抱えてパレードに参加されたときのお話、などもお伺いできました。

オンライン視聴された参加者は、最後の10分ほど、司会のことばがハウリングし、お聞き苦しくなったことをお詫び申し上げます。
参加申し込みをなさった方は、1か月の見逃し配信もありますので、当日お忙しく参加できなかった方や、もう一度視聴したい方は、ぜひご覧ください。
田中径子講師、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

田中径子さんとムヒカ元大統領ご夫婦
ウルグアイのカーニバルパレード
田中径子さんもチコ(小さい太鼓)を抱えてご参加!
(上)ウルグアイのBBQアサード (左)国民的飲み物マテ茶 (右)ウルグアイワイン