国立天文台の阪本成一教授(電波天文学者)にお願いし、第17回テルトゥリア『チリの天文台~宇宙の謎に挑むALMA望遠鏡』を、11月2日(土)、オンラインで開催しました。「電波天文学者」、「観測天文学者」であると同時に、「体育会系天文学者」、「社会派天文学者」と自負され、天文学の第一線でご活躍なさっている阪本教授に、ガリレオ・ガリレイの時代から現代までの天文学、国立天文台の話、チリが天文学者の楽園である理由や、チリ国内にあるさまざまな望遠鏡、それらの代表的な成果、宇宙の謎など、難しそうなテーマを、美しい画像を映し出しながら、ユーモアを交えてわかりやすくお話しいただきました。
1時間の講演のあと、30分間のQ&Aの時間を設け、視聴者もギャラリービューで参加し、本来の意味のテルトゥリア(テーマを決めて討論やおしゃべりをする会)を楽しみました。阪本先生が天文学に興味を持たれたきっかけ、6000メートル級の高地での命の危険や苦労、私たちの体も星のかけらでできている、チリ&チリ人&チリワインに対する愛、など面白いお話がつきませんでした。
※見逃し配信も12月3日で終了しました。