スペイン南部の街コリア・デル・リオには、スペイン語で「日本」を意味するハポン(Japón)の姓を持つ人が約600人もいるそうです。
1613年(慶長18年)、仙台藩主伊達政宗の命を受け、サン・フアン・バウティスタ号で月ノ浦(現在の石巻)を出港し、ノビスパン(現メキシコ)を経て、スペインに渡った支倉常長ら慶長遣欧使節団。ハポンさんは、帰国せずスペインに残った日本人の末裔だと推測されています。
ハポン姓の方々は、「自分たちはサムライの子孫である」と、日本との絆を意識し、コリア・デル・リオ市と日本の交流関係を大切に育んでいます。
15歳の頃から、コリア・デル・リオ市の日西交流活動に関わるカルロス・ナランホさんを講師にお迎えし、コリア・デル・リオ市のハポンさんの視点からみた遣欧使節団の歴史的な出来事、現状、日本とコリア・デル・リオの交流について紹介していただきます。

リアルタイム配信と見逃し配信(1か月)をご視聴いただけます。

NPO法人イスパJP第15回テルトゥリア
『支倉常長の遣欧使節団の末裔たち~スペイン南部の街コリア・デル・リオのハポンさん』
講師:カルロス・ナランホ(日本語→スペイン語翻訳者・通訳者、ビジネスコンサルタント)
日時: 4月20日(土)19時~20時半 (日本時間)
開催方法:オンライン(Zoom配信)    
言語:日本語
見逃し配信つき (1か月)
定員: 50名
主催:      NPO法人イスパニカ文化経済交流協会(イスパJP)
参加費:1000円・イスパJP会員は無料
(3月20日のお楽しみ情報メールに記載の割引コードを入力して下さい)

お申し込み:以下の外部サイトからお申し込みください。
https://hispajptertulia15.peatix.com

※これを機にNPO法人イスパJP会員になっていただける場合は、下記リンクからご入会申込後、お申込みください。
会員になると、年4回開催予定のテルトゥリアが無料となります。月2回情報配信があり、その他イベントに会員価格で参加できます。
https://hispajp.org/memberinfo-2/

≪講師プロフィール≫
カルロス・ナランホ・ベハラノ(Carlos Naranjo Bejarano)
1996年、スペイン国セビリア市生まれ。2015年、在スペイン日本大使館の推薦により国費留学生として来日。同志社大学大学院ビジネス研究科(MBA)修了、東京工科大学メデイア学部首席卒業。15歳の頃から、仙台藩伊達氏家臣、支倉常長が率いる慶長遣欧使節が滞在したコリア・デル・リオ市の日西交流活動に関わる。2014年3月、コリア・デル・リオで行われた東日本大震災追悼式では司会を務めた。2015年10月、東北地方との絆を深めるためコリア・デル・リオ市が派遣した外交団「Tohoku Crossing」では、通訳として、支倉常長協会代表のスアレス・ハポン教授らとともに慶長遣欧使節のゆかりの地を訪問。現在、ビジネス、産業、観光、ゲームに特化した日本語→スペイン語の翻訳・通訳者・ビジネスコンサルタント。2023年からメキシコ元国費留学生協会(AMEJ)の外部機関交流担当者。直近3年間はメキシコに長期滞在を重ね、メキシコにおける日系企業の国際経営をメインテーマとして研究、日本とメキシコ、スペインの友好関係、文化交流の促進に携わる。

【問い合わせ先】hispajp.evento@gmail.com