講 師:ビセンテ・フェレルさん(メディア・バカ編集長)
セミナー「子どもの本づくり 今とこれから」は盛況でした。
REUNION CON VICENTE FERRER SAN de MEDIA VACA, EDITORIAL de VALENCIA
一昨日、私も役員を務める「NPO法人イスパニカ文化経済交流協会」(HISPA JP)主催の標記セミナーが行われました。講師は、スペインのバレンシアで20年間、個性的なとんがった絵本つくりをしているメディア・バカ社のビセンテ・フェレルさんです。同社は年に3冊くらいしか発行せず、本によっては、10数年の時間をかけて完成させるということでした。作品の中には、三浦太郎さんのオリジナル絵本の「TOKIO」の翻訳出版も入っています。絵本で有名なイタリアのボローニアのブックフェアで「ボローニア・ラガッツイ賞」を3度も受賞した有名人です。その他作品としては、「民主主義ってなあに」、「これが独裁だ」、「社会格差」といった社会問題を取り上げた作品もあります。若手イラストレーターの絵を大胆に組み合わせて作るのが特徴です。セミナーには、日本の出版社の方々が18名も参加し、熱心に聞き入っていました。フェレルさんの絵本にかける情熱と丹精込めて作品をつくる忍耐強さに感銘を受けました。日本の出版社とのビジネスマッチングがうまくいけばと願っています。宇野さんの通訳兼司会ぶりも見事でした。
桜井 悌司 TEIJI SAKURAI (イスパJP桜井理事長のfacebook記事より)
日時:2018年2月9日(金)13:30〜15:30 (13時開場)
13:30〜15:00 お話
15:00〜15:30 質疑応答・交流
会場:イスパニカ溜池山王教室(イスパJPと同じビルの地下1階)
講師:ビセンテ・フェレルさん(メディア・バカ編集長)
通訳・案内: 宇野和美(スペイン語翻訳者)、石田真木子
参加費: 1000円(当日払い)
定員: 20名(先着順)