2018年9月2日(日)開催の「第1回スペイン語文学読者の秘かな愉しみ 対談野谷文昭さんx豊﨑由美さん」は、東京堂ホール満員御礼の大盛会となりました。
文学にラテン的情熱をそそぐエネルギッシュな豊﨑由美さんと、深い知識やお宝エピソードをさりげなく穏やかにくりだす野谷文昭先生の絶妙なやりとりで、あっという間の2時間でした。
ご来場のみなさま、ありがとうございました!
だめ男の可愛い描写、「で?!」としか言いようのない読後感から、西洋的思考を転倒させる知的試みまで、『20世紀ラテンアメリカ短篇選』(岩波書店で準備中。来年には刊行!?)に収録の16の作品を紹介しながら、作家のそれぞれの世界や関連した作品などが縦横無尽に語られ、スペイン語文学のおもしろさが、これでもかとばかりに頭に焼きつけられました。何度も笑い声があがりました。
参加者全員にプレゼントの図書カード500円で「ボルヘスを買いました」、「セサル・アイラすぐ読みます」、イスパJPで作成した2009から2018年までのスペイン語文学作品リストは「お宝!」など、ツイッターでもうれしい声がとびかっています。
多くの版元さんからチラシをご提供いただき、来場者の方に情報提供できたことも感謝しています。
イスパjPでは、年1回はこの文学イベントを開催していく予定です。今回ご参加のみなさまも、おいでいただけなかったみなさまも、また来年にご期待ください。