8月5日(土)、第12回テルトゥリア「プラド美術館 修復師への道と美術館の仕事」を開催しました。

世界有数のプラド美術館で活躍する日本人修復師のお話ということで、多数の参加申し込みを頂き、満員御礼、札止めとなりました。スペインのマドリードにいらっしゃる和田美奈子講師とオンラインでつなぎ、前半は、ご自身がどのように修復師を志し、学んで、プラド美術館の職についたかを、後半はパワーポイントでたくさんの写真を見せながら、プラド美術館の修復師は、どのような仕事をしているのかを、お話しくださいました。最後の30分の質疑応答は、参加者のみなさんの活発なご質問に答えていただきながらの交流タイムとなりました。

リアルタイムで視聴なさった参加者から続々届いているアンケート回答では、「プラド美術館という世界的に有名で多くの貴重な作品が展示されている場所で、日本人の和田さんが働いていらっしゃると知り、素晴らしいと思いました。修復作業の様子や、修復前と修復後の作品の比較、そして、作品を移動させるときの作業工程などなど、本当に貴重な写真をシェアしていただきありがとうございました」「和田さんの強い信念、情熱に心から敬意をはらいます。大きなチャレンジに立ち向かい不断の努力で勝ち取った自分の居場所、今回のお話に感動しました。過去、数回プラド美術館を訪問しましたが、次回からは少し見方が変わるでしょう。新しい世界を知る、とても良いテルトゥリアでした」など、うれしいメッセージをたくさんいただいております。

事前にPeatix から参加申し込みをなさったみなさまは、9月10日まで、見逃し動画をご覧いただくことができます。ご視聴後は、お知らせしてあります、アンケートリンクより、ご意見、感想をアンケートでお寄せ下さい。