4月20日(土)、 第15回テルトゥリア『支倉常長の遣欧使節団の末裔たち~スペイン南部の街コリア・デル・リオのハポンさん』を、Zoomオンラインで開催しました。

セビリア出身で、少年の頃から、日本とスペインの交流活動に関わってこられたカルロス・ナランホさんをお迎えし、ハポン(日本という意味のスペイン語)姓を持ったスペイン人をとりあげ、コリア・デル・リオ市のハポンさんの視点からみた歴史、現状、日本との交流についてお話いただきました。1614年10月14日に慶長遣欧使節団がスペインに上陸し、その使節団の数人がコリア・デル・リオに残り、以後400年の時を経て、現在、人口2万人の南部の小さな街コリア・デル・リオにハポン姓を持つ人が、700人もいること、彼らは自分たちをサムライの子孫だと信じ、市をあげて、日本との絆を大切に、さまざまな活動をしていることをご紹介いただきました。


後半は、コリア・デル・リオから、オンラインでゲスト参加してくれた、フアン・マヌエル・スアレス・ハポン教授を交えて、当日視聴者からの質問に答えていただきました。視聴者の中にはスペイン語が堪能な方もいらして、ハポンさんとスペイン語直接トークという想定外の事態に、通訳が追いつかなかったことをお詫び申し上げます。

事前申し込みをなさった方は5月25日まで見逃し配信をご覧いただけます。