連載エッセイ16:サンテイアゴ巡礼 その3
「巡礼の道さまざま」 巡礼の道にもいろいろある。最も代表的かつ人気のある道は、「フランスの道」である。それ以外にも、北部の海岸線に沿って「北の道」があり、セビリャから北に延びる道は、「銀の道」、「ポルトガルの道」もある。 …
連載エッセイ15:サンテイアゴ巡礼 その2
「2日目」 翌20日(水)、休養組の2人は、ゆっくりポルトマリンを見学することができた。ポルトマリンでは、午前中一杯、霧に覆われた美しいミーニョ川を見たり、民営アルべルゲを見学させてもらったりした。ステッキを使うと歩きや …
連載エッセイ13:日本におけるラテン祭りについて
執筆者:桜井悌司(イスパJP理事長) ここ数年、東京を中心にラテンアメリカ主要諸国のフェステイバルが増えつつある。中には、マニアのごとく、それらのイベントに馳せ参じる人もいるが、一般には、意外に知られていないのも事実であ …
連載エッセイ12:セビリャ万国博覧会の思い出 その4
「海外で日本の花火を打ち上げる」 日本の夏を彩る花火は本当に素晴らしい。世界で最も優れていると言える。したがって、海外で開催される大型見本市の併催事業として最も華やかで印象的なイベントは花火の打ち上げである。海外で花火を …
連載エッセイ11:セビリャ万国博覧会の思い出 その3
「カーラジオを盗まれた話」 セビリャ万博の準備で忙しかった頃、仕事終了後、事務局員を誘って、サンタ・クルス 地区にあるスペイン料理店に出かけた。おいしい食事とワインを飲み、ご機嫌で駐車しておいた自動車のところに到着したと …